Travelling together from the starting point of differences.『違いという共通点からの出発(1人1人は違って当然)』
- セミナープロジェクト
- 2020年5月20日
- 読了時間: 3分
更新日:2020年5月21日
藤井ひなた 英語コース
Travelling together from the starting point of differences.
『違いという共通点からの出発(1人1人は違って当然)』
これは私が通っていた国際高校の教育テーマであり、現在の私の価値観の中心でもあります。
私の高校は3分の2が帰国生徒で、バックグラウンドが多様な生徒構成ならではの独特な雰囲気が漂っていました。具体的には、学生同士が違う言語で会話をしていたり、日本人離れした服装・髪型で登校していたり(学校には制服や校則もありませんでした!)、国際情勢について議論していたり、、、私は今まで見たことのない世界に驚きました。
しかし、こうした“違い”に興味を持ち、文化や言語の“違い”をもっと肌で感じたい!と思うようになりました。そして、高校生時代にオーストラリア・ブリスベンへ短期留学した後、現在の学部に進み、カナダ・バンクーバーアイランドへ長期留学しました。
実際にこれらの留学を通して、日本の生活との“違い”を多く発見することができました。例えば、オーストラリアでは、水資源を大切にするため、シャワーの時間が3分と決められていて、砂時計が浴室にありました。カナダでは家族の時間がとても大切にされており、毎日ホストファミリーと共に夕食を食べており、週末は宗教上の理由により一緒に教会に行きました。
そうした私が“違い”から学んだこととしては、、、
・その国の現状や問題を知り、時には適応することの大切さ
(オーストラリアでシャワーを5分程使っていたら怒られました。)
・自分の意見を主張することは大切!
(語学学校の授業内でのディスカッションで他国からの留学生になかなかついていくことができなかった私ですが、今ではプロジェクトを立案することができています笑)
・国際問題に関心を持ち、自分の国の歴史や政治に対する知識を持っておく
(日本の学生より海外の学生の方がずっと意欲的に学んでいると感じました!知らないって恥ずかしいな、と。)
・ご飯は大体美味しい!日本のご飯も受け入れてもらいやすい!
(日本文化を紹介するイベントでみたらし団子を作ったのですが、気に入ってもらえました!)
・当たり前は存在しない!!!!
このように、私は“違い”から多くのことを学びました。そして自分にとって何よりの学びは、“違い”を受け入れて、尊重することで自分自身が大きく成長できるということです。
これこそがグローバル社会の中で必要とされる、他の文化を持つ人と“共生”、共に生きるために必要な考え方だと考えています!(この7年間で真の国際人に少しでも近づけたかな?と思います!)
同志社の創立者である新島襄は「少々角ありも可、良心溢るる若者(少しぐらい変わっていて枠に収まらなくても、温かい心と良心が溢れた若者)」に育ち、未来に向かって巣立つことを希求しました。
私は関わる子供たちに、みんな違ってみんないい!ということを伝え、新しいことにチャレンジするきっかけや、学びの楽しさを伝える場所を作りたいです。そして、子供たちに笑顔を届け、夢ややりたいことを見つけて、明るい未来を進んで欲しい!可能性を広げて欲しい!そんな想いでこのプロジェクトを進めていく次第です。
よろしくお願いします!!!!!
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