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私が留学で学んだこと

英語コース 篠崎桃子

こんにちは!私は同志社大学グローバル・コミュニケーション学部英語コースに所属している篠﨑桃子です。

私は、カナダのウィニペグというところに10カ月間留学していました。ウィニペグに着いて2ヶ月ほど経った頃の私は、自分の英語の拙さを思い知り、英語に囲まれた環境が嫌になり、ホストファミリーとも語学学校の友人とも話すのが億劫になってしまっていました。そんな中、あるイベントに一人で参加したことで、日本のアニメ好きなウィニペガーたちのグループに入れてもらいました。誕生日パーティ、ビーチトリップ、クリスマスパーティなど、彼らの集まり全てに招待してもらい初夏から秋にかけてはほとんどの週末を彼らと一緒に過ごし、たくさん遊んだり話したりしました。また、夏には日本のダンスカバーグループの仲間にも入れてもらい、2つのイベントで日本のダンスを披露しました。数ヶ月したら日本に帰る留学生である私に対して、彼らはいつでも非常に優しく楽しく接してくれました。

この留学を通して、日本の文化は遠く離れたウィニペグの地でも愛されていることを知り、そして日本の文化や日本語を学び、日本に留学するほど日本が好きな方々にも出会えたことで、国際化を身を以て体験しました。

そして、私がこの10ヶ月の留学で英語の他に学んだことは、感謝の気持ちです。国際化が進み、遥か遠く離れた、言葉も文化も異なる人々と関わることができるようになっても、大切にしなければならないのはいつも、“いま”自分の隣にいる人達で、“いま”その人達と過ごす時間は二度と訪れることはないので、その一瞬一瞬を大切にし、日々感謝の気持ちを忘れてはいけない、ということを、ウィニペグに留学していろんな人と関わり、出会いと別れを繰り返す中で、とても強く感じました。この留学で学び、感じ、出会い、得たものを生かし、関わる全ての人に感謝しながら生きていきます。

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