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「人」で「人」を見る。

  • セミナープロジェクト
  • 2020年5月18日
  • 読了時間: 1分

更新日:2020年5月25日

上根丈武 中国語コース

日本人は謙遜ができ、周りに気を遣う。日本ではよく耳にする言葉です。私も留学する前は漠然とそんな風に思っていましたが、留学先でインドネシア人の友達と出会うとその価値観は大きく変わりました。彼は英語が話せるのに、謙遜をして、英語が話せないと言っていました。ご飯を食べるときには混雑した食堂から必ずお箸を取ってきてくれました。約束した日に用事が入ると、長文で連絡をくれました。最初は私が日本人だからこんな対応をするのだと思っていましたが、周囲の友達にも同じ態度で接していました。彼の謙遜や周囲への気遣いは、まさに「日本人である」私よりも「日本人らしさ」を感じることができました。そこで私は初めて、「国」で「人」を推し量ることはできないということ、その人自身をみることの大切さを知りました。彼とは今でも仲が良く、日本に帰ってきてからも連絡を取り合っています。固定観念を捨て、その人がどういう人なのかを理解する姿勢がグローバルコミュニケーションの第一歩ではないかと感じました。



 
 
 

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