top of page
検索
  • セミナープロジェクト

モットーは「心のバリアフリー」

英語コース 白坂麗美

こんにちは!グローバル・コミュニケーション学部英語コースの白坂麗美です。今回は私が大切にしている「心のバリアフリー」についてお話します。

 私たちの学部は全員在学中に長期間の留学をするのですが、私の留学での1番の収穫は「『心のバリアフリー』をモットーに『幅広い友達』と出会えたこと」だと考えています。この「心のバリアフリー」というのは私の造語で、「他人との心の壁(バリア)を取っ払って(フリーな状態で)関わる」ということを指しています。当時私は、留学を通してより多くの友達をつくろうと考えていました。そこで大学や町中のポスターを見て回り、新聞やFacebookからイベントを探し、様々なイベントやアクティビティに参加しました。そのおかげで月火水木金土と、ほぼ毎日何かしらの課外活動をしていました。そんな中、「5歳の子ども」も「70代の大人の女性」も、私のことを「新しい友達だ」と言って人に紹介してくれた時は本当に胸が熱くなりました。

年齢の幅だけではありません。里親に何度も拒否され続けた子ども、障害を持ちつつ夢のダンサーを目指す人、難民の家族、LGBTQに葛藤する人など、20年もの日本での生活で出会ったことがない人とも友達になることができました。

 私1人が様々な人と友達になったところで、社会への影響はほんの微々たるものでしょう。しかし世界中の人がたった1人でも新たな友達をつくれば、多文化共生は促進されると思いませんか。平和を訴えかけるポスターで世界中の子どもたちが手をつないでいる絵を見たことがあります。平和は多文化共生なしでは叶いません。多文化共生を実現するために幅広い人と友達になることは必要不可欠だと考えています。自分と異なるバックグラウンドを持つ人に話しかけ友達になるのは少し勇気がいりますが、気負う必要はないと思います。「心のバリアフリー」をモットーにフランクに話しかけてみることが、多文化共生の第一歩になるのではないでしょうか。


こんにちは! グローバル・コミュニケーション学部(がくぶ) 英語(えいご)コースの 白坂麗美(しらさかれみ)です。 今回(こんかい)は 私(わたし)が 大切(たいせつ)にしている 「心(こころ)の バリアフリー」 について お話(はな)し します。

 私(わたし)たちの 学部(がくぶ)にいる 学生(がくせい)は みんな、 長(なが)い間(あいだ) 留学(りゅうがく) をする のですが、 私(わたし)の 留学(りゅうがく)で 得(え)た 1番(ばん) 大(おお)きなものは 「『心(こころ)の バリアフリー』を モットーに 『幅広(はばひろ)い 友達(ともだち)』と 出会(であえ)えたこと」 だと 考(かんが)えています。 この 「心(こころ)の バリアフリー」 というのは 私(わたし)が 作(つく)った 言葉(ことば)で、 「他(ほか)の 人(ひと)との 心(こころ)の かべ⦅バリア⦆を とって ⦅フリーな 状態(じょうたい)で⦆ 関(かか)わる」 という 意味(いみ)です。 その時(とき) 私(わたし)は、 留学(りゅうがく)を 通(とお)して より多(おお)くの 友達(ともだち)を つくろうと 考(かんが)えていました。 そこで 大学(だいがく)や 町中(まちぢゅう)の ポスターを 見(み)て、 新聞(しんぶん)や Facebook(ふぇいすぶっく)から イベントを探(さが)し、 様々(さまざま)な イベントや アクティビティに 参加(さんか)しました。 そのおかげで 月火水木金土(げつかすいもくきん)と、 ほぼ毎日(まいにち) 何(なに)かの 活動(かつどう)を していました。 そんな中(なか)、 「5歳(さい)の 子(こ)ども」も 「70代(だい)の 大人(おとな)の 女(おんな)の人(ひと)」も、 私(わたし)のことを 「新(あたら)しい 友達(ともだち)だ」と 言(い)って 人(ひと)に 紹介(しょうかい)してくれた 時(とき)は ほんとうに うれしい 気持(きも)ちに なりました。

いろんな 年(とし)の人(ひと) ということ だけでは ありません。 里親(さとおや)に 何回(なんかい)も 拒否(きょひ)された 子(こ)ども、 障害(しょうがい)を 持(も)ちつつ 夢(ゆめ)の ダンサーを 目指(めざ)す 人(ひと)、 難民(なんみん)の 家族(かぞく)、 LGBTQ(えるじーびーてぃーきゅー)の人(ひと)など、 20年(ねん)もの 日本(にほん)での 生活(せいかつ)で 出会(であ)ったことが ない人(ひと)とも 友達(ともだち)に なることが できました。

 私(わたし) 1人が 様々(さまざま)な 人(ひと)と 友達(ともだち)に なったところで、 社会(しゃかい)への 影響(えいきょう)は 少(すこ)しのもの でしょう。 しかし 世界中(せかいじゅう)の人(ひと)が たった1人でも 新(あたら)しい友達(ともだち)を つくれば、 多文化共生(たぶんかきょうせい)は 進(すす)んでいく と思(おも)いませんか。 平和(へいわ)の 大切(たいせつ)さを 伝(つた)えるポスターで 世界中(せかいじゅう)の 子(こ)どもたちが 手(て)を つないでいる絵(え)を 見(み)たことが あります。 多文化共生(たぶんかきょうせい)なしでは 平和(へいわ)には なりません。 多文化共生(たぶんかきょうせい)を 実現(じつげん)するために 色(いろ)んな人(ひと)と 友達(ともだち)に なることは 必要不可欠(ひつようふかけつ)だと 考(かんが)えています。 自分(じぶん)と 異(こと)なる バックグラウンドの人(ひと)に 話(はな)しかけ 友達(ともだち)になるのは 少(すこ)し 勇気(ゆうき)が いりますが、 心配(しんぱい)しなくて いいと思います。 「心(こころ)の バリアフリー」を モットーに フランクに 話(はな)しかけて みることが、 多文化共生(たぶんかきょうせい)の 第一歩(だいいいっぽ)に なるのでは ないでしょうか。

閲覧数:18回0件のコメント

最新記事

すべて表示

“当たり前”は1つではない”

中国語コース 佐々木麻帆 私は高校2年生時にカナダのノースベイに3ヶ月間、大学2年生時には中国の北京に1年間留学に行きました。 どちらの留学も私の知らない世界を見ることができ、刺激のある期間でした。 そもそもなぜ留学をしたかと言うと、「外国語をもっと話せるようになりたい」「自分の知らない世界を見てみたい」と思っていたからです。 実際に留学に行って興味を持ったのは、語学よりも異文化についてでした。

私が留学で学んだこと

英語コース 篠崎桃子 こんにちは!私は同志社大学グローバル・コミュニケーション学部英語コースに所属している篠﨑桃子です。 私は、カナダのウィニペグというところに10カ月間留学していました。ウィニペグに着いて2ヶ月ほど経った頃の私は、自分の英語の拙さを思い知り、英語に囲まれた環境が嫌になり、ホストファミリーとも語学学校の友人とも話すのが億劫になってしまっていました。そんな中、あるイベントに一人で参加

「みんな違う考えがあるという良さ」

中国語コース 池内萌 留学中に知り合った香港人の友人が以前私にこんなことを話していたのを思い出しました。「日本は集団主義だからな。冷たいと思われるかもしれないけど僕らは個人主義だから。」 法律、ルールを重視する日本人にとってマナーの考え方を統一し、みんなと同じ考えでなければならないと教えられてきました。ですが、個人の価値観までも統一する必要はないのではないでしょうか。人はそれぞれ考えが違うというの

bottom of page